
文字の成り立ち 【犀:会意】尾と牛を組み合わせた形。
世界サイの日 世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:WWF)の南アフリカ委員会により2010年に提唱された。英語表記は「World Rhino Day」
世界にはクロサイ、シロサイ、インドサイ、ジャワサイ、スマトラサイの5種が生息する。これらの野生のサイは角を目当てにした密猟や、生息地の減少などにより絶滅の危機に瀕している。その危機的な現状を世界中に訴え、サイの保護をアピールすることが目的。
「犀」の文字の成り立ちだが、「牛」は理解出来るが何故「尾」なのか・・・サイの特徴といえば「角」なので、これはもしかしたら違う動物?空想上の動物?を表す文字なのか・・・などの疑問が湧いてくる。これで、殷(3000年以上前)時代のサイの分布図などを探し始めるともうにっちもさっちもいかなくなる。ここは、学者の先生方に敬意を表し、書家は辞書にある文字は迷わず書く。そして、新しい解釈や正解が発見されたら、そうでしたか・・・ありがとうございます。と感謝する。